全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル2025(CC)」が9日、後楽園ホールで開幕し、Bブロック公式戦で安齊勇馬(25)が大森北斗(29)の〝奇襲〟に対応し白星発進となった。

 大森は2日の会見で、CCで正々堂々と戦い抜くことを誓っていた。そしてこの日、試合開始のゴングが鳴る前に、安齊は大森から小指を差し出される。さらに、レフェリーのいる方向を向くように促されたが、その一瞬の隙を突かれて急所攻撃を食らってしまう。

 素早い攻防が続く中で、大森のナルシストプレスに安齊はヒザを立てて迎撃。そのまま丸め込みで3カウントを奪った。試合時間はわずか1分39秒だった。

 青柳優馬が持つ26歳6か月での最年少優勝記録の更新を目指す中、好スタートを切った。バックステージで安齊は「おい、大森北斗! おまえ正々堂々もくそもねえじゃねえか! 不意打ち、急所(攻撃)やってんじゃねえか!」と怒りを見せつつ「ただ、今日の開幕戦で勝ったのは安齊勇馬だ。このまま最年少優勝まで突っ走ります!」と宣言した。

 一方で奇策の末に敗れ、改心していなかったことがバレた大森は「なんてこった。俺の全勝優勝が…。俺の全勝優勝が!」と、絶叫しながら控室に消えていった。