5日(日本時間6日)に敵地フィラデルフィアで行われたフィリーズ戦で、メジャー3戦目で5回途中1失点と好投したドジャース・佐々木朗希投手(23)に米メディアが手のひらを返した。

 専門メディアの「ドジャースネーション」は「佐々木が大幅に改善されたパフォーマンスの後、5回で降板」との記事を配信。「佐々木は、東京とドジャー・スタジアムでのデビュー戦での2度の不安定なパフォーマンスで、その能力に疑問が持たれていた。しかし、この日、フィリーズのラインナップに対して批評家を黙らせた」と実力を証明したとした。

 続けて前回の登板後にウィル・スミス捕手が語った「ローキには全幅の信頼を置いている。彼は落ち着き良いピッチングを始めるだろう。彼は(ストライク)ゾーンを支配し始め、私たちにとって本当に良い存在になるだろう」との言葉を引用。「スミスは正しかったようだ」と認識を改めた。

 また米メディア「クラッチポインツ」も「彼は、MLBでのキャリア初期に初めて自信を取り戻した。(米本土デビュー戦の)3月29日の厳しい夜、佐々木投手の残酷なほど正直な一面が露呈した試合から立ち直った。そして今、彼は投げるたびに自信を深めている」と絶賛した。

 地元ロサンゼルスの「オレンジカウンティレジスター」紙も「佐々木のここまでの2度の先発では、ドジャースは想像力を駆使して彼がどんな投手になるかを想像しなければならなかった。しかしフィラデルフィアの肌寒い土曜日に彼らは少なくともそれを垣間見ることができた。佐々木は13人の打者のうち12人を凡退させ、MLBでの3試合で初めて5回に登板し、ドジャースがフィリーズを3対1で下した試合でわずか1失点に抑えた」と佐々木の力を認めた。

 降板時の態度や涙などで一時はマイナー降格論が盛んだった米メディアだが、佐々木が実力を発揮したことで論調は一変したようだ。