ドジャース・佐々木朗希投手(23)が5日(日本時間6日)のフィリーズ戦に先発し、5回途中1失点。初勝利はお預けとなったものの、過去2度の登板で露呈した課題に改善が見られ、大きな進歩を示した。
これまではストライクを取ることもままならず、2試合で9四球。制球難でいずれも早期降板を余儀なくされたが、この日はストライクを先行させる場面もあり、3回はテンポよく三者凡退に抑えた。まだまだ抜けてしまう球もありながら2四球。ストライクが入らず、捕手もお手上げ状態だった前回登板までとは明らかに異なる内容だった。しかも、メンタル面でも変化があったようだ。
MLB公式サイトは「グラウンドに出る前、彼が『レッツゴー』と言ってくれたんだ。あれはうれしかったし、いい状態に見えた」とバッテリーを組んだバーンズの話を紹介。しかも敵地シチズンズ・バンク・パークには4万4000人以上のファンが集結し、完全アウェーの環境だった。その中で気後れせず、試合前から仲間を鼓舞する姿勢に感銘を受けたという。
前回登板では降板後のベンチで目に涙をため、米メディアやOB、解説者らから「子供か」「あり得ない」など大バッシングを浴びた。しかし、無死一、二塁のピンチを招いて降板した後、味方が無失点で切り抜けると身を乗り出しながら大声を上げて仲間とともに喜び、笑顔も浮かべていた。
同サイトは「バーンズが語った(佐々木の)さりげない自信は、日本の中継で明らかに感情的になっている様子が映し出された前回登板のイメージとはまるで対照的だった」と評した。また一歩前進した令和の怪物。次こそは勝利をつかみたい。












