このドッシリ感こそ常勝軍団の4番だ。ソフトバンクの主砲・山川穂高内野手(33)は開幕5試合を終えて、打率9分5厘、0本塁打、1打点と振るわない。チームも開幕3連敗を喫するなど1勝4敗。眠れる大砲は「数字がすべて。技術的な問題」と冷静に振り返り「これで終わることは絶対にない」と、昨季の2冠王らしく前を向いた。
3日は北海道遠征を終えてチームとともに帰福。現状分析を済ませ、これまで通り結果に一喜一憂せず、気持ちをリセットして次戦に備えた。現在の自身の打撃について「打ってるコースはいいけど、打ってる方向が…。やっぱり普通に打って、引っ張りにちょっと入っちゃう」と分析。微調整のポイントは確認済みで、悲観する様子は一切なかった。
結果を残してきたからこそ、自信と周囲の心配を吹き飛ばすだけの説得力がある。
「通算で〝2割5分の男〟ですから。でも、まあ40発弱を打つ。(規定打席に立てば平均して)2割5分、40発弱打つ成績を残してる人です。だから打率が下がっても、ケガしなければこれで終わることは絶対にない。ホームランもどこかで出るでしょっていうところ」
いまや精神的支柱・柳田とともに、その存在感でチームをけん引できる主力の一人だ。1勝4敗と開幕でつまずく結果となったチームについても「そんなに大きいミスが出てるわけでもない。我慢しなきゃいけないところは我慢が必要」とどこ吹く風で「チームとしてもドッシリいけばいい」と頼もしかった。
昨季も自身の30試合、130打席ノーアーチの不振期間も含めて一貫して前向きな姿で戦場に立ち続けた。実績と確かな技術、場をパッと明るくできる希少なキャラクター…。最後は「語るだけではね…。もうちょっとちゃんと結果を出したいですけどね」と笑った山川。今季もチームに精神的安定をもたらすはずだ。












