ドジャースは28日(日本時間29日)の本拠地タイガース戦に8―5でサヨナラ勝ちし、4連勝を飾った。2点差を追う10回、同点に追いつき、大谷翔平投手(30)が右前打で好機を演出。一死一、三塁から打席でムーキー・ベッツ内野手(32)が左翼席へ、サヨナラ3ランを叩き込み、劇的なフィナーレとなった。

 8回には一時勝ち越しとなる今季1号ソロを放ち、5打数3安打4打点1本塁打と大暴れしたベッツは「すごくわがままに聞こえるのは分かっている。でも、本当に自分を誇りに思った」と自分をほめた。

 体調不良で18日、19日に東京で行われたカブスとの開幕シリーズを欠場。胃腸炎で食事もままならず、体重は11キロも激減した。「今は165ポンド(約75キロ)なので、あと7~8ポンド(約3キロ~約3・5キロ)増えれば大いに助かるが、10ポンド(約4・5キロ)あれば理想的だ」。

 そう明かすベッツは「食べ続ける。一日中食べるだけだ。シェフと妻は二人とも料理を十分作ってくれている。試合中も食べている」と、減った体重を戻すため爆食していることも告白した。

 決して万全とはいえない状態で復帰し、チームに勝利をもたらす、まさにチームの精神的支柱。デーブ・ロバーツ監督(52)は「彼は特別なことをするだけだ」と最敬礼し、チームメートのマックス・マンシー内野手(34)は「彼が打った最初のホームランは、彼が今持っているすべての力で得た最大の望みだろうと冗談を言っていた。しかし、彼はそれを上回ったので、その点ではみんな間違っていた」と脱帽した。