女子プロレス「スターダム」の白川未奈が26日に都内で開かれた会見で3月いっぱいでスターダムを退団しAEWに入団することを発表した。日本ラストマッチは4月6日の愛知・安城大会となり、同月2日の東京・後楽園ホール大会では同じ「イーネクサスヴィー(EXV)」の舞華と一騎打ちを行うことが決定。世界へ羽ばたく決断には2人の女子レスラーの存在があった。
会見後取材に応じた白川は「去年12月に米国遠征から帰ってきて岡田(太郎)社長に本格的にAEWに挑戦したいって話してから、いろいろ話が動き始めて、契約書にサインしたのも数日前。米国に住むのも初めてだし、これからの道は日本でやってきたことよりも厳しいかもしれない。正直不安だらけだけど、チャレンジすることに意味があると思ってるから、あとはやるしかない」と力強く語った。
昨年3月に米AEWのROHに初参戦するとメキメキと頭角を現し、1年間で2度AEW世界女子王座に挑戦。王座獲得はならなかったが、米国で大ブレークを果たした。「本当はデビューから3年ぐらいで世界に行けると思ってたから、縁がないのかなって諦めてた部分もあった。でも去年AEWで試合するたびに自分の名前がすごく広がっていくのを感じて、ここまで積み上げてきたものを終わらせることはできなかった」と決断に至った経緯を明かした。
2018年8月にグラビアアイドルからプロレスラーに転身し、ベストボディ・ジャパンプロレスでデビューした当時から海外進出を目標にしてきた。初めて米国を意識したのはWWEのアスカに心を奪われたこと。「あの人は日本人がただ海外の試合に出てるんじゃなくて、あの人がいるから試合が盛り上がる。そういう女子部門、それまでの道、時代、歴史をつくった。だから私もより高度な試合ができるようにAEWの女子部門を高めていきたい」。
そして米国マット進出を決断した理由の一つには、今年1月5日の東京ドーム大会で挑戦し敗れたSTRONG女子王者のメルセデス・モネの存在があった。「彼女がWWEのトップにいる時から『絶対未奈なら(海外に)行ける』って言ってくれて。この前の試合の後も『未奈なら世界で戦える』って言ってくれた。AEWに行くことを決断したのはモネの存在は大きい。この前負けたリベンジもしたいので」。
4月以降に米国へ拠点を移し本格始動するが、その前に舞華と一騎打ちで対戦することが決定した。昨年1月に共にEXVを発足し、ユニットを引っ張ってきた盟友に対し「AEWに行くのを話した時舞華は『よかったじゃん』って言ってくれて本当に優しい人だなって。でもやっぱり舞華には申し訳ない気持ちがあるし、梨杏とか下の子達はまだ心配だから心残りがある。残り限られた時間だけど、舞華とEXVのみんなに私の全てを伝えたい」と語った。
新たな一歩を踏み出す白川に、今まで以上の熱い視線が集まりそうだ。












