競泳女子で2024年パリ五輪代表の鈴木聡美(34=ミキハウス)が、若手の猛追を振り切って快挙を成し遂げた。
21日に行われた日本選手権(東京アクアティクスセンター)の100メートル平泳ぎを制した鈴木は、22日の200メートル平泳ぎでも2分23秒98で優勝。12大会ぶりに2冠を果たした不屈のスイマーは「率直にうれしい。自分の中ではやはり苦手意識がまだ残っていて、決勝に至るまでの間に体がこわばっていた。でも、いざレースになってみると、もう全力を出すしかないという思いで泳ぐことができた」と安堵の表情を浮かべた。
鈴木の横を泳いでいた選手はともに大学1年生。粘り強い泳ぎに「ちょっとだけ焦りはあった」というが「彼女たちも今の全力をしっかりと出して泳いでいる雰囲気が、泳ぎながらも伝わってきた。これは私も負けじと心折れることなくやるしかないと思って、一生懸命泳いだ」ときっぱり。若手に追われる立場とはいえ「やるからには自分の最大限、全力でみんなと勝負できたら」と前を向き続けている。
この日の結果を受けて、100&200メートル平泳ぎで世界選手権(シンガポール)の代表切符を獲得した。目標は「これから考えたい」と苦笑いを浮かべながらも、2028年ロサンゼルス五輪は200メートル平泳ぎでも「いけるならチャレンジしたい」と気合十分。鈴木にとって年齢はただの数字に過ぎないようだ。











