巨人の甲斐拓也捕手(32)が21日のオープン戦・ロッテ戦(東京ドーム)に「8番・捕手」で先発出場。2回に移籍後1号となる3ランを放った。

 1―0の2回一死一、三塁で1打席目を迎えた甲斐は、相手先発・小島の投じた初球133キロのスライダーを完ぺきに捉えると、打球は左中間スタンドへ一直線。フェンス際ぎりぎりに着弾するのを見届けたスタンドのG党からは大歓声が沸いた。

 結局この日は捕手としてフル出場し計7人の投手をリード。攻守で存在感を示した甲斐の活躍もあり試合も6―2で快勝した。阿部監督は「打席が少ない中で結果を残してくれた」と大きな一発を放った甲斐を称賛。甲斐本人も「初球から振る準備をしていたので本塁打になって良かったです」と振り返った。

 18、19日の同・日本ハム戦(エスコン)でもそれぞれ安打を放ち、これで3試合連続安打と打撃面でも好調をアピールしている甲斐。守っては開幕投手の先発・戸郷を好リードで3回無失点の好投を演出した。

 15日のドジャース戦(東京ドーム)では強肩を武器にした好送球など好守も披露し、ロバーツ監督からは「スタメン捕手のスローイングとブロッキング。肩と守備が良かった。すごく印象に残りました」と絶賛された名捕手。開幕戦に向けて大きな弾みをつけた。