開幕へ向け、順調そのものだ。エンゼルスの菊池雄星投手(33)は14日(日本時間15日)、ロイヤルズとのオープン戦に先発し、計4回1/3を投げ5安打1失点で8三振を奪った。
初回のアウト3つすべて三振で奪い、3回に暴投で失点したものの4回に連続三振を奪って二死としたところでいったん降板。5回に再登板して二死から安打を許してベンチに引き揚げた。
登板予定だった7日の試合が悪天候で流れ、2月28日以来の実戦となった。「最初は試合勘が合わなかった」というが「尻上がりに良くなり、4回、5回は本来の形で勝負ができた。シーズンにいい形で入れるという手応えはつかめた」と語った。
メジャー7年目にして初の開幕投手を務める。新天地でエースとしての活躍が期待される左腕は現在、新球種の取得に取り組んでいる。〝沈まないスライダー〟と言われるスイーパーだ。
「僕にとってポケットにしまっておける球種」という菊池の新兵器について、MLB公式サイトが「菊池のスライダーは平均時速87マイル(約140キロ)、ブレーク2インチ(約5センチ)、スイーパーは時速81マイル(約130キロ)、ブレーク16インチ(約40センチ)。カーブボールとチェンジアップも武器の一部だが、スイーパーはこれまでとは違う印象を与える」と解説。「新しい武器で武装した菊池が輝きを放つ」と今季の大ブレークを予想した。
「使う場所をいろいろ選んで決めるだけ。いろいろいじるというわけではなく、いつ使うべきかをしっかり把握しているだけです」と菊池。新たな〝魔球〟を手にした左腕がどんな快投を見せるのか、注目だ。












