ストロングスタイルプロレス13日の後楽園大会で、ハイブリッドレスラー・船木誠勝(56)が、スーパー・タイガーを破り約8年ぶりにレジェンド王座返り咲きに成功した。

 試合は序盤からヒリヒリとした緊張感のある展開で、船木は序盤から三角絞めから腕十字を狙うなど秒殺も視野に攻め込む。これを逃げたSタイガーからハイキックなどで応戦されるが、フロントスリーパーでとらえて動きを止めるとハイブリッドブラスター、PK、チキンウイング・フェースロックとつなぐことに成功。最後はフェースロックからスリーパーに移行して絞め落とし、歓喜の瞬間を迎えた。

 試合後、息を吹き返したSタイガーと健闘をたたえ合った船木は「慎重に、自分が沈められないように対抗しました。今日は30回目…じゃない、56回目の誕生日で。デビュー40周年を迎えました」とハイブリッドジョークも交えつつ話して拍手を浴びる。さらに「本当に人生あっという間に過ぎていって…。周りの先輩とか、西村(修)選手は後輩なんですけど、先にいってしまいました。でも、自分はまだまだ死にません。若い時は命を粗末にしていましたが、もうすぐ死ぬかと思うと惜しくなってきました。ここから先はしぶとく生きていこうと思います」と天を仰ぐ。

 最後に「佐山さんがまたこの会場に来られるまで、しっかりベルトを守っていこうと思います。残りの人生、力の続く限り戦っていきます」と、長期政権を誓うのだった。