米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が12日(日本時間13日)に放送され、新AEWインターナショナル王者となったケニー・オメガ(41)の挑戦者を決めるトーナメントがスタートした。

 ケニーは9日(同10日)のPPV「AEW REVOLUTION」で、KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)を大激闘の末に破り、同王座を初戴冠。2023年12月から憩室炎で長期欠場し、今年1月5日のAEW、新日本プロレスなどの合同興行「レッスルダイナスティ」(東京ドーム)で復帰したが、ベルト奪取で完全復活を証明した。

 この日のオープニングでリングに上がったケニーは、復活の道のりを支えてくれたファン、医療スタッフ、タッグパートナーとして組んだウィル・オスプレイらに感謝を述べた。さらには抗争を繰り広げてきた「ドン・キャス・ファミリー」の前王者・竹下にも「ありがとう。お前がPPVで俺を極限まで追い込んでくれたからこそ、俺はここに立っていられる」とメッセージを送った。

 これに先立ちAEWのトニー・カーン社長は、ケニーの持つインターナショナル王座の挑戦者決定トーナメント「ダイナスティ・エリミネーター・トーナメント」開催を発表。優勝者は次回PPV「AEW DYNASTY」(4月6日=同7日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)で王者ケニーに挑む。次回「COLLISION」で行われる1回戦の対戦カードは柴田勝頼vsリコシェ、マーク・ブリスコvsマーク・デイビスに決定した。

ケニー・オメガ(右)とにらみ合う柴田勝頼(左から3人目) ©All Elite Wrestling
ケニー・オメガ(右)とにらみ合う柴田勝頼(左から3人目) ©All Elite Wrestling

 ケニーは「俺は思った。『いいアイデアだよ、トニー』と。なぜなら、このベルトを持つ者は〝地球上で最高のレスラー〟でなければならないからだ。だから俺はこのトーナメントをしっかり見届ける」と表明した。リングを下りると、第1試合に出場する「THE OPPS」の柴田&サモア・ジョー&フックが入場してきた。ケニーはOPPSと花道で交差すると、新日本プロレス時代に対戦経験のある柴田とにらみ合った。
 
 この日の1回戦では、マイク・ベイリーがビースト・モートス、オレンジ・キャシディがヘチセロを撃破。両者は次回「DYNAMITE」の4WAY戦で対戦する。「俺は〝ベスト〟と戦いたい」というケニーの相手は、果たして誰になるのか。