女子プロレス「マリーゴールド」の田中きずな(20)が、リングに帰ってきた。

 腰痛が悪化したため、昨年12月26日の後楽園大会を最後に欠場。今月11日の新宿フェイス大会で行われた復帰戦では、WAVE時代の先輩である野崎渚を指名しシングルマッチで激突した。

 44日ぶりにリングに上がったきずなは、ファンの「おかえり!」という呼びかけに号泣。試合前から涙を流したが、試合開始のゴングが鳴ると表情を変え、野崎に突進していった。

野崎渚(左)に足殺しを見せる田中きずな
野崎渚(左)に足殺しを見せる田中きずな

 先輩に軽く足蹴にされたが、何度も立ち上がりエルボー連打で反撃。さらに欠場中に練習を積んだアキレス腱固めで絞り上げ、進化を見せつけた。だが、野崎の強烈なビッグブーツをくらうと大の字に。最後はノアールランサーハイを決められ、3カウントを献上した。

 試合後、バックステージに現れたきずなは「この会場は前団体のラストマッチ以来の試合で、正直あの頃の弱い自分を思い出しちゃうから、この会場にもトラウマがあった。でも、全部に打ち勝って、今日、野崎さんとのシングルをしっかり挑まなきゃいけなかったのに…悔しくて」と大号泣。

 だが、涙を流しながらも必死に前を向き「今、私がプロレスを続けられてるのも、野崎さんのおかげ。これからもプロレスをずっと続けてたら、いつかまた野崎さんとシングルできる機会も来ると思う。下ばかり向かず、今日から再スタートということでしっかり頑張っていきます」と語った。