ドジャースとの東京開幕戦(18日)の先発登板が決まっているカブス・今永昇太投手(31)が10日(日本時間11日)のガーディアンズとのオープン戦(アリゾナ)に登板し、5回途中を4安打、4失点の内容で開幕前の最終調整を終えた。2回にトーマスとブリトーに2本塁打を浴びて先制されたが、打線が15安打と奮起して7―4と逆転勝利した。

 オープン戦は3試合を投げて防御率5・73。2回の失点について「球種の選択もコースも間違っていた」としながら「今の時期はマウンドに上がる回数を増やすのが大事。もっと実戦を重ねたかったけど、疲れが残る」と米メディア「マーキースポーツネットワーク」を通じて振り返った。

 次戦はいよいよ山本由伸と投げ合い、大谷翔平と対峙する東京決戦。左腕は「もちろん大谷選手だけでもすごいんですけど、後ろに並ぶバッターも彼くらいすごい選手がたくさんいる。彼だけにフォーカスしすぎるのもダメだし、しないのもダメ。いいバランスで打線というものを見れたらいい」と警戒心を強め「僕は彼が日本にいる時に彼に対して投げたことがなかった。アメリカで初めて投げたけど、それを日本でやれるのは僕にとってもいい瞬間になる」と闘志をうかがわせた。

 一方でカブスの一員として母国に帰還できることで「僕と鈴木(誠也)選手が育った国のことを知ってくれるのはうれしこと。いい街だね。いい国だねと言ってくれたらうれしい」とチームメートとの食事も楽しみにした。昨季に15勝をマークした左腕は「まだ1週間はあるのでまだ調整しなければいけない。もっとステップアップできる個所がある」と〝凱旋登板〟に抜かりなしだ。