投手王国はどうなる!? 阪神は10日に本拠地・甲子園で投手陣の指名練習を行った。
この日は、体調不良で5日の先発が見送られたビーズリーが復帰。開幕投手に内定している村上、〝火曜日の男〟を任される才木、ドラフト1位・伊原陵人投手(24=NTT西日本)ら9人が青空の下、キャッチボールなどで汗を流した。
昨季の投手陣はリーグ2位となるチーム防御率2・50を記録。一方でチーム打率は同5位の2割4分2厘で投高打低の傾向が顕著に表れた。ところが、今季のオープン戦では野手陣が12球団ぶっちぎりの打率3割3分8厘と絶好調の一方で、投手陣はワースト2位の防御率4・67に低迷している。
ピリッとしない中でも、先発として期待される新助っ人のデュプランティエが5日の中日戦で2回3失点、伊藤将も3回3失点と苦戦。さらに開幕ローテ入りが濃厚となっている西勇も、9日の巨人戦で3回を投げ切れず11安打8失点(自責点7)と打ち込まれた。
また、大竹耕太郎投手(29)は下肢の張りのためファームで調整中。金村暁投手コーチ(48)は「開幕は間に合わないので。1、2週間後にはしっかりと5イニング投げられるくらいにはいけそう…という報告はきています」と説明。ソフトバンクから現役ドラフトで加入した虎3年目左腕の開幕ローテ入りも絶望的な状況だ。
昨季は13勝右腕・才木、2023年のMVP右腕・村上、2年連続の2桁勝利を挙げた大竹らを筆頭に「投手王国」とも呼ばれた。今春はホープの門別や富田らがアピールを続けているとはいえ、経験豊富な先発陣の状態が上がらなければ一抹の不安は拭えない。
藤川新監督の下で日本一奪還を目指す今季、一刻も早い復調が待たれる。












