米国・AEWのPPV「AEW REVOLUTION」(カリフォルニア州ロサンゼルス・クリプトドットコムアリーナ)が9日(日本時間10日)に放送され、ケニー・オメガ(41)が王者のKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=29)を下し、AEWインターナショナル王座を初戴冠した。
遺恨抗争が続く「ドン・キャリス・ファミリー」に所属する竹下との決着戦。1月5日のAEW、新日本プロレスなどの合同興行「レッスルダイナスティ」(東京ドーム)のゲイブ・キッド戦で復活を遂げたが、2023年12月から約1年も憩室炎で長期欠場していた。それだけに序盤から竹下に〝弱点〟のボディーを、徹底的に狙われた。場外に落ちると、中継のゲスト解説を務めていたドン・キャリスにまで殴られる。
AEW、DDT、新日本プロレスの3団体所属となり、勢いに乗る竹下は圧倒的な破壊力で猛攻を続ける。ケニーは何とかクロスボディーからムーンサルトプレスを放って反撃するが、ドン・キャリスが場外からケニーの足をつかんでまたも介入。さらに王者にはブレーンバスターの体勢から、場外に置かれたテーブルの角に叩きつけられ、ボディーに大ダメージを負ってしまう。
続けてセントーンの連発をくらって苦もんの表情。ダイビングセントーンをかわしてドラゴンスープレックス、ランニングニー、パワーボムで反撃したものの、竹下の鮮やかなブルーサンダーボムで叩きつけられ、ペースを握れない。だが、実況で「スーパー・ヒューマン!」と何度も評された超人ケニーの真骨頂はここからだ。
コーナーに上がった竹下にエプロンから飛びついて、雪崩式パワーボムを決める離れ業を披露。大声援を背に、強烈なVトリガーを放って一気に主導権を奪った。片翼の天使をかわされ、ツームストーンパイルドライバー連発からランニングニーをぶち込まれるも、パイルドライバー、リバースフランケンシュタイナー、Vトリガーの猛ラッシュだ。
最後は竹下のレインジンファイヤーをかわしてクルリと十字架固め。これを丸め込みで返されると、再び十字架固めで押さえ込み、ピンフォール勝ちを飾った。大激闘を制したケニーが竹下の天下を148日で終わらせ、第11代のインターナショナル王者となった。
ホームリングで完全復活を証明した新王者は、どんな防衛ロードを歩むのか注目だ。













