女子プロレス「スターダム」の極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」が絶好調だ。

 8日の横浜武道館大会ではヘイトに属するワールド王者・上谷沙弥と15日の大田区大会でワンダー王座に挑戦する小波がタッグを結成。3日の後楽園大会で上谷に敗れスターダムを退団し、4月27日の横浜アリーナ大会で引退をかけてワールド王座に挑戦する中野たむ&ワンダー王者のスターライト・キッドと対戦した。

 上谷は中野と向き合うと、エルボー合戦で一進一退の攻防を展開。コーナーで中野の首に脚を絡ませ、絞め上げていった。その後、場外戦に持ち込み、ヘイトペースに引き込んでいった。

 7分過ぎ、小波もキッドに強烈な蹴りを浴びせ、上谷と好連係を見せる。キッドにマフラーホールドで締め上げられて窮地に陥る場面もあった小波だが、ジャーマンでマットに叩きつけてペースを戻した。最後は上谷が中野にスタークラッシャーを浴びせ分断し、小波がキッドの顔面を蹴り上げ、3カウントを奪った。

ワンダー王者のスターライト・キッド(左)から3カウントを奪った小波 
ワンダー王者のスターライト・キッド(左)から3カウントを奪った小波 

 かつて小波は試合中にキッドの顔面を蹴り上げ、大量の鼻血を出させトラウマを植え付けた過去がある。トラウマを思い出させるかのような顔面蹴りで勝利を奪って見せた小波は「キッドー! 今日は私たちの思い出、いや、トラウマがよみがえった? 今日の顔面キックで来週のタイトルマッチ欠場とかになったら嫌だな! ハハハハハ」と高笑いし「あ、そうそう中野たむ、フリーで悩みがあったらいつでも相談に乗ってあげるからね! キッド、来週のタイトルマッチはもっと熱くて楽しい試合にしようね。私たち同期の絆はネバーエンド」と吐き捨て、後頭部を蹴り飛ばし去って行った。

 バックステージでは上谷も「中野たむ、アイツ本当にムカつくな。スターダムから、いや、プロレス界から徹底的に排除してやるよ」と宣戦布告した。

 極悪軍団の勢いは止まらない。