ソフトバンクが4日のヤクルトとのオープン戦(みずほペイペイ)で「2025年型オーダー」をお披露目した。今年初めての本拠地ゲームには、初実戦となる主力陣が先発出場。役者がズラリとそろい、シーズン本番を想定したオーダーが組まれた。
オフに受けた左ヒザの手術から順調に復帰プログラムを消化してきた周東が1番を務め、攻撃的2番に柳田を置き、昨季5番が定位置だった近藤を3番に上げた。不動の4番・山川を挟んで、昨季柳田の負傷離脱後に3番に定着した栗原を5番に据えた。
山川の強みを最大限引き出す5番打者の役割を、近藤に代わって十分に担える力があると見込んでの採用。6番にはリハビリ調整中の今宮の起用を想定して、代役のダウンズを起用した。「核となる選手が顔をそろえる最初のゲームは特別」とナインは口々に語る。選手個々が首脳陣のメッセージを受け取り、自身に求められる今季の役割をイメージしたに違いない。
昨季はチーム打率、得点、本塁打、奪った四球数いずれもリーグトップだった。25年、その強力打線をよりブラッシュアップするために――。小久保監督に打順の提案を行う村上打撃コーチは、オフから春季キャンプにかけて「最適解」を導くカギを見つけることに時間を費やしてきた。
「昨シーズンのデータを改めて見直して、どこで攻撃が途切れていたのか、流れが止まっていたのかを抽出した」(村上コーチ)。打線全体のつながりを意識し、強力なクリーンアップにいかに回すか。キャンプ終盤の2月末、村上コーチの中には一定の基準が浮かび上がっていた。それがすべてではないが、主力がそろう3月のオープン戦では〝実験〟を重ねながら、最適解を導き出す作業に入る。
昨年も主力が顔をそろえた対外試合初戦のオーダーが、そのまま開幕戦で採用された。ゆえに、チーム内でも大いに注目されていたこの日のオーダー。一つの基準となることは間違いないだろう。












