時代を築けるか――。阪神は2日の春季教育リーグ・広島戦(SGL)に3―2で勝利した。

 先発した昨季13勝右腕・才木浩人投手(26)は、3回1安打無失点の好投。2番手で登板した一昨年のMVP&新人王右腕・村上頌樹投手(26)も、2回2安打無失点の快投を披露した。

 村上は「才木が先発やったんで、逆の方がうれしかったですね(笑い)。今日すごい真っすぐ投げてたんで」とジョークを飛ばしつつ「真っすぐでカウントも取れましたし。スライダーもいい感じで投げられたのでよかったと思います」とうなずいた。

 そんな仲もよく切磋琢磨する〝同学年コンビ〟から刺激を受けているのが、ドラフト1位・伊原陵人投手(24=NTT西日本)と同3位・木下里都投手(24=KMGホールディングス)の同学年ルーキーコンビだ。春季キャンプでは才木&村上と同じく一軍の宜野座組で完走し、キャッチボールでは毎日お互いのボールを受け合った。

村上頌樹(左)と才木浩人の「98年同級生コンビ」
村上頌樹(左)と才木浩人の「98年同級生コンビ」

 木下は「(才木と村上は)2つ年上で球団や日本を代表する投手。あと2年でそこにいけるのかというのはありますが…」と前置きしながら「2人のように練習ではお互いいい感じで刺激し合って、でもグラウンド外ではめちゃくちゃ仲いい感じでやっていけるように、同い年で頑張りたいです」と言葉に力を込めた。

 かつては同学年のプロ野球選手を総称して、松坂大輔氏を筆頭とする「松坂世代」や、田中将(現巨人)の名にちなんだ「マー君世代」といった言葉も生まれた。「虎の98年世代」としてチームをけん引する才木と村上のように、ゆくゆくは〝虎の00年世代〟を築き上げられるのか。