フィギュアスケートの世界ジュニア選手権(2月28日=日本時間3月1日、ハンガリー・デブレツェン)の男子フリーが行われ、16歳の中田璃士(りお、TOKIOインカラミ)が162・59点、合計248・99点で初優勝を果たした。

 ショートプログラム(SP)2位で迎えたこの日は、冒頭の4回転トーループの着氷が乱れるも、4回転―3回転の連続トーループ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)―オイラー―3回転サルコーなどを成功。自己ベストをたたき出した。同種目の日本勢が頂点に立ったのは、2023年大会の三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)以来7人目となった。

 昨年12月の全日本選手権では合計263・99点で2位に入り、当大会を制した鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)以来、ジュニア勢で5年ぶりの表彰台を勝ち取った。「(ジュニアグランプリ)ファイナルの前までは全日本選手権で6位以内に入れれば十分だと思っていた。あそこの負け(銅メダル)で結果を残さないと、去年の自分よりも弱いんだなと思われるのが嫌で3位以内を目指した」と悔しさを力に変え、着実に進化を遂げている。

 中田の演技には多くのファンが反応。「やったね。彼は現時点でもシニアで通用するくらい」「冒頭の4Tは失敗したけど、2本目は3Tつけてその先は見事だったね」「フィギュアにまた逸材が出てきた」「16歳!これからが楽しみだね」などの声が上がっている。