驚きのチップ5000円とは――。バルセロナ五輪柔道銀メダルの〝元暴走王〟小川直也氏(56)が9日、横浜市鶴見区の総持寺を訪れ、「燃える闘魂 アントニオ猪木之像」が設置された猪木家の墓に墓参した。
前日には同寺で2022年10月1日に死去したアントニオ猪木さん(享年79)の三回忌法要が営まれたが、姿を見せなかった。小川氏は「呼ばれていなかったのと、仕事があったんで今日来たんだ」と苦笑いで説明すると、亡き師匠のブロンズ像に手を合わせた。
〝燃える闘魂〟が旅立ってはや2年になる。小川氏は「去年の一周忌に来た時より、もっと早く感じるなあ。すごくいいお寺で、猪木ファンも気軽に来られるよね」と話しつつ「猪木さんは『世界一の大金持ちになるんだ』と公言してたけど、それが成しえなかったのは残念だろう。会長はお金、大好きだったからなあ」と笑みを浮かべた。
一方、猪木さんのお金の使い方が豪快だったことも有名だ。小川氏はアトランタ五輪翌年の1997年にオリンピアンからプロレスラーに転向。猪木さんに師事して、初めて米ロサンゼルスを訪れた際の驚がくのエピソードを明かす。
「ヤバかったよ。宿泊するホテルに着いて、ポーターさんが荷物を預かってくれたんだけど、猪木さんから『チップ、払っとけ』と渡されたんだ。普通は1ドルか2ドルじゃん。だけどオレは猪木さんだから5ドルかなあ…と思ったら、50ドルだよ! 当時のレートで5000円くらいかな。ポーターさんは大喜び。それもいつも50ドル渡すんだから、会長が来たらみんな『イノキ! イノキ!』って群がった。すげえよな…」
現在のレートなら約7150円。ビジネスホテルなら1泊できる金額だ。そんな〝大金〟を毎回チップとして、客室まで荷物を運んでくれるホテルスタッフに渡していたという。「やっぱり、そうやって自分をスーパースターとしてプロデュースしていたんだよね。ああ、これがアントニオ猪木なんだと思ったよ」と感激した瞬間を懐かしんだ。
小川氏は自身のユーチューブチャンネルをリニューアルして、今後も亡き師の逸話などさまざまな話題を発信していくという。












