百戦錬磨の虎将が大ナタをふるった。阪神は27日にシェルドン・ノイジー外野手(29)と井上広大外野手(22)の二軍降格を発表。現状セ・リーグ首位を走っているが、岡田彰布監督(66)は日本ハムとの交流戦初戦(28日、甲子園)を前に大きな決断を下した。
中でもノイジーは来日2年目で初の二軍落ち。5月の月間打率1割7分と打撃不振に陥っており、本塁打も4月5日のヤクルト戦(神宮)で飛び出した1本のみ。また、昨季の交流戦成績は規定打席到達選手の中で60人中最下位の1割4厘と、パ相手に手こずっていた。指揮官が「まずは点を取るより、ヒットを打つことよ。打つ方があまりにもひど過ぎるわな」と苦言を呈していただけに、打線の〝テコ入れ〟を急いだ形となった。
また、圧倒的な守備や走塁でも不安な場面が頻発している。23日の広島戦(マツダ)では痛恨の失策。8回二死一塁から菊池の左前打を後逸し、1点差に詰め寄られた。試合は2―1で勝利したものの、指揮官は「やられるパターンやけどなあ、普通やったらなあ」とあきれ顔で振り返っていた。さらに26日の巨人戦(甲子園)では、逆転を許した直後の延長10回に遊ゴロを放つも一塁ベース到達前に減速。〝怠慢走塁〟ともとられかねないワンプレーだった。
痛恨の失策を喫し、ファームで調整中の佐藤輝明内野手(25)に続く昨季日本一メンバーの降格。岡田監督の〝引き締め策〟は吉と出るのか、それとも――。












