巨人の桑田真澄二軍監督(56)が27日に自身が技術監修を務める舞台「『野球』飛行機雲のホームラン~Homerun of Contrail」(6月22日)の公開練習に参加し、新進気鋭の若手俳優たちを相手に熱血指導を行った。オリジナリティーあふれる〝桑田式練習法〟は大好評で俳優陣から感嘆の声も漏れたが、そんな特別講師に対して熱烈な「珍オファー」も出されていた。
あいにくの雨となったこの日は、都内にある屋内型練習施設「ベースランド新木場」で行われた特別稽古。野球未経験者も多い俳優陣への技術指導は終始和やかな雰囲気の中で行われ、キャッチボールからボール回しなどの基本練習に加え、背面キャッチや股割り捕球など遊び心も取り入れた練習は教え子たちからも大好評だった。
桑田二軍監督が技術監修を務めたのは同作が初上演された2018年に続いて2度目。自身が東大大学院時代に野球の歴史についての文献調査を頻繁に行っていたことからも造詣は深く、第二次世界大戦中の日本が舞台となっている同作品では現代野球とは大きく異なる「当時の野球」を徹底再現。「80歳以上の人が見たら『おぉー!』ってなるかも分からない(笑い)。舞台を見ながら、昔のスタイルとかにこだわっているんだなって気づいてもらえたらうれしいですね」とこだわりを語った。
巨人の二軍監督&舞台の指導監督という「二刀流」の活躍を見せる一方で、演者側からは「ぜひ桑田さんも出演を」とまさかの〝俳優オファー〟まで飛び出した。
出演者の一人は「ぜひ野球監督の役などで出ていただきたいです! あのフォームを舞台上で生で見られたらお客さんも感動しますよね」。別の出演者も「絶対に俳優業もできると思います! 桑田さんが練習中におっしゃっていた『人を思って野球をやりなさい』という言葉がすごく刺さって…。僕も『人を思って』という気持ちだけでここまで俳優業をやってきたくらいなので、桑田さんと通じるところがあると感じましたし、ぜひやってほしいです!」と熱弁が止まらなかった。
桑田二軍監督はいわば「裏方」として作品に協力している立場。本人に確認すると「いやいや、僕はそんな演技できるアレじゃないから(笑い)。僕は野球しかできない。あとはまったくダメ」と苦笑いを浮かべながら否定したが…。とはいえ、それだけ表現者である俳優陣をひきつけたことは確かのようだ。












