私がアイコンだから。女子プロレス「スターダム」の岩谷麻優(31)が、新たな決意を示した。

 団体は林下詩美、ジュリア、MIRAI、桜井まい、弓月の5人が契約満了となる3月31日をもって退団。スターダムの1期生としてデビューし、これまで紫雷イオ(現WWEのイヨ・スカイ)や宝城カイリ(同カイリ・セイン)など多くの選手との別れを経験してきた岩谷は「もう見送るのは慣れました。それに、みんなそれぞれが自分の意思で決断したことだから寂しくないですね。お互い頑張ろうねって感じです」と心境を語る。

 自身率いるユニット「STARS」からも、後輩の弓月が団体を離れる。「話し出すと止まらない子で素直でかわいい。あんまり教えるところがないぐらいのプロレスセンスを持っている。だから弓月の成長を間近で見られないのは悲しい」としつつも「引退するわけじゃないから、絶対また試合をする時が来る。どこにいようがつながってる」と前を向いた。

 昨年からスターダムは転換期を迎えている。12月に岡田太郎氏が新社長に就任。今年2月4日付でエグゼクティブプロデューサーを務めていたロッシー小川氏(66)が解任された。実は団体の景色が変わり、岩谷も退団を考えたことがあったという。

「ギリギリまで考えてましたし、一時は自分も退団する気持ちが100%の時期もありました。でも、私はスターダムのアイコンとして今までやってきたから。今はスターダムに残る決断をしたので、自分がファンも団体も会社も安心してもらえる存在でいなきゃいけない。自分がいれば大丈夫だから」

 恩人の小川氏は新団体設立に向けて動いている。岩谷は「まあ小川さんが今後何をつくろうとしてるのかは、何となくわかってます。きっと、とんでもない仕掛けをするだろうから楽しみですね」と興味を示しながらも「そこに追い抜かされないように精いっぱい、自分のできることをしていきたい。今いる団体のことを一番に考えて動いていきたいと思います」と力強く宣言。激動の業界盟主をけん引する。