派手に負け越しても焦りなどない。阪神は24日でオープン戦全日程を終え、3勝14敗1分けでぶっちぎりの最下位。その結果にも岡田彰布監督(66)は「そんなん全然関係ないわ(笑い)。何かあんの?」とどこ吹く風だった。
この日のオリックス戦(京セラ)では先発・才木が5回1失点と力投。オープン戦で無失点だった右腕・岡留も無傷のままフィニッシュした。打線では22日まで35打席無安打だった中野が2試合連続のマルチ締めといい兆しもみせた。
ただ、近本、大山、森下の主軸は不出場のまま。オープン戦を通して不調だったリリーフの島本、石井は最終のテスト登板でもそろって失点するなど結果を残せなかった。不安材料はたっぷりあるはずなのだが…。
「まあ(オープン戦中の)収穫は、あんまなかったなあ。最後にテストしたのがなあ。オープン戦そのままの結果やったからのう。最後にちょっとケガ人出たしなあ。まあそんな重症やないから。あとはそれが治って、29日(東京ドームの巨人との開幕戦)にスタメンいけるようにな。それを願ってるだけやわ」
ここまで楽観視できる要因は、岡田監督が信じている吉兆データだ。2020年からの4年間では、オープン戦で12球団最下位だったチームが3度もリーグ優勝している現実もある。20年は巨人だったが、指揮官は特に21年と22年に連覇したヤクルトに着目している。
「全員が調子良くても全員は使われへん。ブルペン陣はな。(好不調が)半々ぐらいで逆にええんかも分からんな。勝ちゲームにしてもな。(投手起用は)多くても4人。波があるからオマエ、調子ええもんが悪なった時に上がってきてくれたらええと思うけどな」
年間を通して好調な誰かが活躍すればいいというわけだ。連覇への吉兆データに加え、他球団スコアラーが「2チーム分、編成できるリリーフ陣」とうらやむ鉄壁の投手陣。不安どころか、岡田監督は開幕を心待ちにしているのかもしれない。












