生え抜きのエースに何が――。女子プロレス「スターダム」は22日に林下詩美(25)、ジュリア(30)、MIRAI(24)、桜井まい(33)、弓月(19)の5人が、契約満了となる3月31日をもって退団すると正式発表。団体最高峰ワールド王座の戴冠実績もある詩美の離脱は、大きな波紋を呼んだ。退団後はロッシー小川氏(66)が旗揚げを予定する新団体への合流が有力視される中、決断に至った経緯と気になる今後について激白した。
――退団が発表された
詩美 発表が遅くなっちゃってファンのみんなには申し訳なかった。驚いたよね。でも、不満があって辞めるわけじゃない。岡田(太郎)社長はものすごく頑張ってくれていて、いろいろ改善してくれてる。これまで大好きなスターダムを思ってやってきたけど、今年(8月)で私もデビューして6年になる。今まで最高の環境でプロレスをしてきたけど、スターダムだからできなかったこともあるし、戦いたくても戦えなかった相手もいる。ここで環境を変えてもう一度、自分のためにプロレスがしたいと思ってこの決断をしました。
――考え始めた時期は
詩美 去年の秋ごろに小川さんがスターダムを離れて新しい団体をつくるといううわさを耳にしました。(2018年8月に)デビューした時から父親的な存在で、私をここまで育ててくれた小川さんが新たな夢を追いかけようとしている。私もあきらめないで挑戦し続けないといけないなと思いました。12月には退団することを岡田社長に伝えていました。
――米WWEで活躍するイヨ・スカイ(紫雷イオ)に憧れ、入門した
詩美 憧れてスターダムに来たけど、まさかの入れ違いで試合をすることはかなわなかった。今でも試合したいっていう思いは変わらない。アメリカで活躍する姿にも刺激を受けているし、改めて自分の夢を追いかけたいと思ったきっかけの一つはイオさんです。
――現在も上谷沙弥とのアフロディーテでゴッデス王座を保持する
詩美 上谷が(19年8月に)デビューしたばかりの時、心配になるぐらい人見知りで、ずっとうた(詩美)の後ろをついて回ってた。試合でも私が引っ張ることが多かったけど、(V15の)ワンダーの最多防衛記録も更新するほど大きくなって。アフロディーテを続けられない寂しさはあるけど、もう何の心配もない。だから最後に上谷と戦いたいって思ってる。
――防衛戦は
詩美 鈴季すずと星来芽依との防衛戦が所属としては最後のタイトルマッチになると思うから、しっかり防衛をして返上したいかな。アフロディーテの最後が負けなんて嫌だからね。ベルトを持ったままアフロディーテの最後を迎えたい。
――父の清志氏には
詩美 電話で伝えたら「そっちの選択でいいんじゃないかと俺はずっと思ってたよ」って言われた(笑い)。父は同じところにずっととどまっていられない人だから、私が同じ性格なのを見抜いていたのかな。やっぱり遺伝するんだね。家族みんな、うたの選択を応援してくれてます。
――今後は
詩美 どこに行ってもクールにロイヤル、美しくいることは変わらない。でも、ファンのみんなに「絶対についてきてくれ」とは言わない。たまにSNSを見るくらいでもいいから、これからも応援してもらえたらうれしい。選手のみんなとはここで終わりだとは思ってない。リングはつながってるから、また必ず戦うと思ってる。スターダムで残りの5試合、全力で戦い抜くから応援、お願いします!













