MLBのジャイアンツとマイナー契約を結んでいた筒香嘉智内野手(32)が21日(日本時間22日)、退団を決断。オプトアウト(契約破棄条項)を行使したもので、今後はFAとなり、日米全球団が移籍候補となる。

 今季の筒香は腰の張りを訴えるなど出遅れ、オープン戦は5試合の出場で8打数1安打、打率1割2分5厘。前日のドジャース戦では初のスタメン出場で2打数無安打となった。15日には「まずはジャイアンツ(傘下)でやっていくという感じ」と話すなど、米球界5年目で2年ぶりのメジャー昇格を目指していた。 

 球団には傘下のマイナー組織で保有可能な選手の上限があり、筒香はそこから漏れることを通告された。実質的にはリリースとなり、手続き上の関係でオプトアウトを行使した形となった。

 今後はFAとなり、日米の全球団を対象に所属先を探す。メジャー傘下のマイナーとの契約を求めるのか、昨季のように米独立リーグでプレーするのか、それとも日本球界に復帰するのか。代理人らと相談し、今後の進路を熟考する。

 開幕を控える日本球界にとって筒香の存在は魅力。ケガ人や主力の不振などにより補強を考えている球団からすれば、日本通算205本塁打と実績十分の左の大砲は大きな戦力となる。筒香サイドとしては何とか米国でとの思いは強いが、果たしてどんな選択をするのか注目だ。