競泳女子で100メートルバタフライのパリ五輪代表切符を獲得した池江璃花子(横浜ゴム)は〝頂点取り〟にも満足なしだ。
21日に東京アクアティクスセンターで行われたパリ五輪代表選考会5日目の100メートル自由形決勝では、前半を3番手で折り返すも、後半に追い上げてタッチの差で54秒15をマークして優勝。派遣標準記録(53秒12)に届かず、個人2種目目の五輪切符はならなかったが「53秒でなくて悔しいけど、勝てたことは良かった」と一定の手応えを語った。
今大会はすでに6レースを消化した。「高校生の時は寝たら疲れがとれるみたいな感じで過ごしていた。先輩たちに『高校生は寝たら回復するでしょ』と言われていた時代がすごく懐かしい」と体の変化を実感。睡眠の改善やストレッチなどにも取り組んでいる中でも「今後のリカバリーの仕方を少し改善していかないといけない」と課題を口にした。
昨年10月からはオーストラリアに拠点を変更。高いレベルの選手たちと泳ぐことで、池江の欲は日に日に高まっている。「53秒を出したかった。53秒出せる実力は絶対にある」とさらなる高みを見据えた。
残す種目は23日に予選を迎える50メートル自由形。派遣標準記録(24秒55)の突破は「瀬戸際」としながらも「あきらめないで楽しみながらやれたら」ときっぱり。自信をなくした過去の自分はもういない。












