ドジャースの大谷翔平(29)がパドレス戦との開幕戦を5打数2安打1打点1盗塁と躍動し、5―2と勝利に貢献した。3回にダルビッシュから移籍後初安打を右前に放つと、すかさず二盗を決め、8回には一死一、二塁から左前適時打で5点目を叩き出した。

 試合後の大谷は「粘り強く諦めずに逆転できたのがチームとしてよかった。最後まで試合に出られて、術後の経過としてそういうスタートが切れたのはよかった」と満足そうな表情を浮かべ、ロバーツ監督も「翔平にとっていい夜だったと思う。(3回に)右翼に大きなファウルがあったが、いいスイングをしていた。直後に右前打が出たし、その後の適時打にもつながった」と目を細めた。

 パドレスで開幕投手を2年ぶりに務めたダルビッシュと初対決が実現。4回途中で降板したため、対戦成績は2打席で1安打に終わり「会釈ぐらいしたかったが、時間がなかったので塁上からになった。球も素晴らしかった。これから何回もやっていくと思う」と再戦を覚悟した。

 昨年9月の右ヒジ手術から順調にリハビリを重ね、ついに再起戦の舞台にたどり着いた。打撃専念ながら「体調がいいし、試合に最後まで出れた。緊張感はありましたけど、投手の方が緊張しますし、それと比べるとリラックスしながら入れた」と胸をなで下ろし、逆転勝利の勢いで21日に先発する山本にも「本人も緊張してなさそうなタイプだし、今日まず勝ったんで、リラックスして入れると思う。早い回で援護できればと思う」と期待を寄せた。