巨人の新外国人、ルーグネッド・オドーア内野手(30)が瀬戸際に立たされている。メジャー通算178本塁打の実績を誇る大砲も、14日までのオープン戦6試合で打率5分6厘(18打数1安打)と低空飛行…。まだ開幕前とはいえ、眠ったままの助っ人をどうするべきかを巡ってにわかに騒がしくなってきた。
来日初となる「7番・三塁」で先発出場したこの日のソフトバンク戦(ペイペイ)では3打数無安打。第1打席は見逃し三振、2打席目は鋭い打球を放つも牧原の好守に阻まれて二直に倒れ、3打席目は止めたバットに当たって三ゴロに終わった。
これで試合前まで6分7厘だった打率はさらに低下。春季キャンプ前には阿部慎之助監督(44)から「『(オドーアに)ホームランか三振でいいよ』と言ってあげた方がいいかな」と〝放任宣言〟も出ていたが、29日の開幕まで2週間を切っており、そろそろ結果も欲しいところだろう。
一向に快音が聞かれない大砲の今後について、さまざまな声が上がってきた。チーム関係者の一人は「オドーアに与えられているチャンスはもうそう多くはないのではないか」と言い「初来日の実績ある助っ人と他の若手選手は決して同等ではないが、阿部監督は成長中の若手選手へ均等にチャンスを与えて続けているだけに、オドーアだけに悠長に時間を使っている余裕もないのでは」と指摘。二軍調整の可能性にも言及した。
一方、別のチームスタッフは「もともとオドーアは向こう(米国)でも率を残すタイプの打者ではない。『当たれば飛ぶ』タイプのスラッガーだから、たかだか数試合で本領発揮とはいかない。開幕からある程度の試合数を消化して一発が出ていない時が彼にとっての本当の正念場になるはず」と問題なしを強調した。
本来のポテンシャルを発揮できれば打線の核を担える選手。助っ人の3タコを見届けた阿部監督は「(不振の原因は)時差ボケじゃない?」とおどけていたが…。いずれにせよ、お目覚めが待たれる。












