大舞台の経験をシーズンにつなげる。広島・田村俊介外野手(20)が9日の中日とのオープン戦(マツダ)に「2番・右翼」に先発。選出された侍ジャパン強化試合(6、7日)から、復帰後初の実戦でさっそく気を吐いた。

 再スタートから快音を響かせた。「今日のヒットの方が納得できるヒットだったかなと思います」と無死一塁で迎えた第1打席、中日・根尾の高めの直球を右前へ運びチャンスメーク。8回の4打席目でも、3番手・土生のスライダーにバットを折られながらも右前へ運び、オープン戦打率を3割3分3厘とした。

 侍ジャパンの強化試合では2試合で5打席に立ち、先発した7日の一戦では、待望の初安打も記録。「いろいろと見て、学ぶものも多かった」。試合以外でもヤクルト主砲・村上から対左投手への対応を学ぶなど、今後へのヒントを多く吸収した。

 再び侍のユニホームに袖を通すためには、カープでの奮闘が必要不可欠。刺激的な体験をした若鯉は「しっかりと争いに勝って、レギュラーとして出られるように頑張っていきたい」と3年目のブレークへ向け、さらに鼻息が荒くしていた。