今季から先発に再転向した広島・アドゥワ誠投手(25)が、開幕先発ローテーション争いで、好アピールした。

 9日の中日戦(マツダ)で4回3分の1を投げ、1安打無失点、二塁を踏ませずオープン戦3試合目の登板で初の無失点投球を披露。「打たせて取るピッチングが持ち味なので、ゴロが多かったのは持ち味を出せた」と笑顔で語った。

 打者12人に対し、6人をゴロで打ち取り(ゴロアウトは5)、140キロ後半の直球、スライダー、カーブ、チェンジアップで中日の打者に的を絞らせず「ゾーンで勝負するタイプと思っているので、四球がなかったのは良かった」と振り返った。

 新井貴浩監督は「ほぼ全ての打者にストライク先行だった。適性はもちろんある。球種の幅も広がっている」と評価。

 赤ヘルの開幕先発ローテ枠は、すでに開幕投手が内定している九里に加え、床田、森下、大瀬良の「実績組」に、新外国人のハッチが内定。最低限必要な残りの1枠を3年目左腕・黒原らと争う構図で、本人も「結果を残して一軍を勝ち取らないといけない」と今後のさらなるアピールを期していた。