全日本プロレス9日の東京・後楽園ホール大会で、世界タッグ王者の〝バカバカコンビ〟こと諏訪魔(47)、鈴木秀樹(44)組が芦野祥太郎、黒潮TOKYOジャパンを下し初防衛に成功した。
口論しながら入場するなど相変わらずなバカコンビは序盤から今一つ歯車が合わず、挑戦者組にペースをつかまれる。かつて同じ釜の飯を食った芦野と黒潮に鈴木が集中攻撃される苦しい展開になった。終盤には諏訪魔がラリアートを鈴木に誤爆させ、戸惑っているところを芦野のアンクルロックに捕獲される大ピンチとなった。
さらに黒潮との波状攻撃で陥落目前かと思われたが、芦野の月面水爆をかわして反撃に転じる。最後は息を吹き返した鈴木とダブルのドロップキックを決めて芦野を吹っ飛ばすことに成功。救出に入った黒潮を鈴木が人間風車で、諏訪魔が芦野を岩石落とし固めで3カウントを奪った。
すると防衛の喜びもつかの間、TARUが「ブードゥー・マーダーズ」の面々を引き連れ登場し、30日の東京・大田区総合体育館大会で斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ)の挑戦を表明した。ジュンは右肩の脱臼で戦線離脱中だが、高笑いしながら右腕をつるしていた三角巾を投げ捨てて回復をアピールだ。これに諏訪魔は「おお、やってやるよ!」と即答だ。直後、パートナーに視線を向け「秀樹。言っちゃった。やっていいよね?」と事後確認すると、鈴木も「いいよ」と快諾した。
ケガで無念の返上となった前王者と現王者の戦いはし烈なものとなりそうだ。













