新日本プロレスを支配する「ユナイテッド・エンパイア」のグレート―O―カーンの独占インタビューにまたしても成功した。偉大なるKOPW保持者として「NEW JAPAN CUP(NJC)」初制覇を狙うオーカーンは、銀幕デビューも控えており、いよいよスター街道まっしぐら。IWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也への挑戦が確実な余の声を聞くがいい――。 

 ――6日大田区大会でNJCが開幕する

 オーカーン(以下・余) そうじゃのう…まあNJCも厳選されたメンバーが揃ったと思うんじゃが、映画に出られるレスラーこそ、真の一握りと言っていいんじゃないかと思うよ。

 ――ちょっと何言ってるか分からない

 余 どおしてだよおおお!! 何年記者やっとんじゃ、たわけが! 3月8日公開の超大作映画「ゴールド・ボーイ」に余が出演していること、よもや知らなかったわけじゃないだろうな?

 ――無礼をお許しください。も、もちろん知ってました。確か役柄は…

 余 いちからか? いちからせつめいしないとだめか? 娘を襲うクズの父親役じゃ。確かに主役ではないが、余の迫真の演技は監督からも大絶賛されたよ。「日本アカデミー賞新人俳優賞も確実だ」ってな!

 ――幼女を助けた私生活とは真逆だが、見た目としては適役だ

 余 ヤロウ…タブー中のタブーに触れやがった。処すぞ貴様。主題歌を歌っている倖田來未もパンケーキの話を知っていたから、会った時に「こんな役どころでいいんですか?」と心配されたよ。彼女は余の大ファンらしく、尊敬に満ちあふれた目をしておったな。是非もなし。

 ――真偽はともかく、日本のドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)に俺はなる!と

 余 YES I AM! 今回のNJCは、日本のドウェイン・ジョンソン誕生の第一歩にすぎん。強さの象徴であるKOPWも持っとるし、NJC優勝、IWGP世界ヘビー、そしてアカデミー賞の4冠王だ、コノヤロー。

WWEの「ロック様」ことドウェイン・ジョンソン
WWEの「ロック様」ことドウェイン・ジョンソン

 ――初戦(7日、後楽園)はタンガ・ロアだ

 余 兄(タマ・トンガ)は米国へ行き、弟(ヒクレオ)にも抜かれ、今や置物となった影の薄いレスラーなんぞ、銀幕スターである余の敵ではない。安西先生も「諦めたら?」と言うレベルじゃろ。映画の公開前日につまずくなんて、持って生まれた余のスター性が許すわけがない。

 ――トーナメント全体を見渡しての感想は

 余 うわっ…今年のレベル、低すぎ…? なのにタイトルホルダーの余がシードではないことは甚だ疑問じゃが、まあいいじゃないか。何しろ映画俳優じゃからな…愚民ですら映画俳優の試合は、1試合でも多く見たいじゃろ。映画俳優がたくさん試合をすることで、映画館にもリングにもカネの雨を降らせてやる。

 ――決勝戦(20日、長岡)で戦いたい相手は

 余 映画俳優としてEVILかのう。もともと余はハウス・オブ・トーチャーのような戦い方は嫌いではない。最近はメンバーも増えて、何をやってくるんだっていうワクワク感すらあるな。見た目も特撮ヒーローの悪役みたいじゃろ? 余の特撮ヒーロー俳優適性を見せつけるためにも、ぜひ勝ち上がってもらいたいもんだ。決勝戦で会いましょう。

 ――対照的に連合帝国はウィル・オスプレイの穴が甚大だ

 余 馬鹿者! 映画俳優の余がいるだろうが! 確か最近、他団体でダンサーがデビューして話題になっておったな? 

 ーー無礼をお許しください。DDTでデビューしたTHE RAMPAGEの武知海青ですね

 余 だったら余は映画で共演した岡田将生を連合帝国に入れて、プロレスラーデビューさせてやるよ。余はヤツの才能を見抜いたし、あの目はやりたいと言っておったと思っても過言ではない。ディーバとして倖田來未も連れてきたら、完璧な布陣じゃないか?

ディーバ候補となった倖田來未
ディーバ候補となった倖田來未

 ――これはもうNJC初制覇待ったなしだ

 余 内藤哲也も首を洗って待っておれ。SANADAにいろいろ言っておったが、ベルトを取って2か月何もせず、映画の一つも出られないヤツが、陰キャ相手にいばっていただけじゃろ。あれこそ井の中の蛙。余が本物の話題性というものを見せつけてやるその前に! ひれ伏せっ愚民ども!