阪神・及川雅貴投手(22)が、北の大地で苦汁をなめた。

 先発調整中の左腕は3日の日本ハム戦(札幌ドーム)で、4点リードの6回に登板。6回こそテンポよく3つのアウトを取ったが、7回に一挙5点を失い、チームは5―6で敗れた。
 
 4点リードで迎えた7回、先頭の浅間に左安打で出塁を許すと、一死からレイエス、野村に連続四球を与えて満塁のピンチを招いた。続く今川、水野には連続適時打を浴びて3失点。さらに、郡司の右前2点適時打で5点目を失い逆転された。「監督も常々に言われてるフォアボールからの失点っていう、典型的な例だったんで。全ての原因はフォアボールからだと思いますし、そこは本当に見つめ直さないといけないと思います」と唇をかんだ。

 6回、8回を三者凡退に抑えたからこそ一層悔しさの残るイニングとなった。「修正力という面では次の回(8回)、ある程度修正できたと思うんですけど… できれば、大量失点にもなったので、その回に修正していけたらよかったなと」

 岡田彰布監督(66)は無走者と走者を背負った際のギャップが大きすぎると指摘。「ゆったりとしたモーションと、クイックで投げなあかんから、コントロールも悪くなるし、球威もなくなる。そのへんはクリアせんとなかなか一軍ではしんどいよな」。一方で今後も先発要員として構想に入れるといい、「セットのクイックの精度を上げなあかん」と改善を求めた。

 及川も「中継ぎが先発調整になって毎試合アピールしなければいけない立場。次チャンスもらえるかわからないですが、もう終わったことはしょうがないので。しっかり反省していきたいなと思います」と言葉に力を込めた。