広島・小園海斗内野手(23)が3月6、7日に行われる侍ジャパンの強化試合(京セラ)に向け、上々の仕上がりを見せている。

 中日、日本ハムとのオープン戦では2試合で打率5割(6打数3安打)に3打点、出塁率は6割2分5厘と早くも全開だ。「侍ももちろんありますが、まずはチームで結果を残せるようにと思ってやっています。技術もまだまだですし、シーズンの成績も残せていない」。あくまで謙虚な姿勢を崩さないが、代表は代表で個人的にも「やりがい」を持って臨むつもりでいる。

 今回の侍ジャパンには同年代の遊撃手として、気になる存在がいる。昨季までリーグ3連覇を果たしたオリックスの紅林弘太郎内野手(22)だ。

 小園にとっては同じ遊撃を本職とする選手だが「実績では僕なんかはかなわないぐらいすごく活躍していますし。セ・パでリーグは違いますけど、いつもすごいなと思って見ていました」。1学年下の〝ライバル〟に敬意を払い、年上である自分の方が〝追う立場〟であることを強調する。

 一方で小園もU―15、そしてU―18で侍ジャパンの遊撃手を務めるなど、当時から世代のトップに君臨してきた。昨秋の「アジアチャンピオンシップ」に続いて今春も代表に招集され、6年目の今季は代表の正遊撃手を目指すつもりでいる。

 2人がそろって侍ジャパンのトップチーム入りするのは、今回が初めて。小園は「そういう選手に勝っていかないといけないので。負けたくない気持ちというのも、もちろんあります」とキッパリ。長らく西武・源田が務めてきた代表のショートストップを決める後継争いにもなりそうだ。