右前腕の張りのため、調整ペースを一時的に落としていたソフトバンクの石川柊太投手(32)が宮崎春季キャンプの28日、ブルペンで31球を投げた。18日の紅白戦以来となる傾斜での投球練習。右腕は「久しぶりだと傾斜にアジャストできないこともあるが、力が抜ける感じじゃなく、ちゃんと踏み込めていた」とテンポよく力感のあるボールを投げ込んだ。

 その上で「(投げなかった)カーブ以外は問題ない」と説明。今後のオープン戦登板に向けては「全部が全部というわけじゃないので、肩もなるべく休ませないようにやっている。最後のカーブだけ。そこさえクリアできれば、どんどんアピールできるように頑張っていきたい」と明かし、制限解除までは慎重に調整を進める。

 先発陣の立て直しが急務のチームにあって、背番号29の完全復活は不可欠な要素。自覚ある32歳は使命感を持って前に進んでいる。