主砲のアーロン・ジャッジ外野手(34)を欠いたヤンキースをめぐるトレード報道が過熱している。ジャッジは右肋骨の疲労骨折で10日間の負傷者リスト(IL)入り。再検査を受ける4~6週間後までは少なくとも離脱する見込みだ。スタントン、ドミンゲスも戦列を離れており、米メディアでは代役候補としてエンゼルスのマイク・トラウト外野手(34)を筆頭に多くの名前が連日、取り沙汰されている。

タリク・スクバル(ロイター)
タリク・スクバル(ロイター)

 そんな中、スポーツ専門メディア「ブリチャー・レポート」が〝意外〟なトレード候補を報じた。「ジャッジの代わりとなる選手を探すのではなく、ヤンキースは防御率ア・リーグトップの投手陣を強化するという選択肢もある。この点において、スクバルは夏のトレード市場における最高の逸材だ。フリーエージェントとなる前のレンタル選手としても安くはないだろうが、ヤンキースは大型トレードで2度のサイ・ヤング賞受賞者を獲得できるだけの戦力を持っている」と報道。ジャッジに代わる強打者を補強するのではなく、最強左腕のタリク・スクバル投手(29=タイガース)を獲得して投手力をさらに強化し、主砲不在の苦難を乗り切る「核兵器級」のトレードだと伝えた。

 スクバルは今オフにFAになることでトレードの公算が高まっており、ヤンキース、ドジャースなど多くの球団が獲得に動いている。スポーツ専門局「ESPN」も最有力候補はヤンキースだと指摘しており、名門の動向から目が離せない。