バスケットボール男子日本代表が21日に練習を公開し、トム・ホーバス・ヘッドコーチ(HC=57)が日本バスケットボール協会(JBA)に注文を付けた。

 日本代表は22日にアジアカップ予選(有明)の初戦で世界ランク76位のグアムと対戦する。NBAレイカーズの八村塁(26)、同グリズリーズの渡辺雄太(29)ら主力は不在の中、ホーバスHCは「調子のよくない選手もいる。勝つことが第一だが、若い選手に経験させたり、新しいこともやってみたい」とパリ五輪に向けて、先を見据えた試合プランを予告した。

 昨年8月から9月にかけて行われたW杯では、日本はアジア最上位となり48年ぶりに自力での五輪出場を決めた。ホーバスHCはパリ五輪の目標に「ベスト8」を設定している。一方で、熱血指導でチーム力を引き上げるホーバスHCにとって、代表活動がなかったこの半年間は指導できないジレンマを抱え、物足りない期間だったようだ。「リフレッシュはできたけど、長すぎ。(半年間)コーチングをやりたかった。そこはJBAが考えた方がいいと思う」と本音をのぞかせた。

 それでも、この期間を無駄にはしない構えだ。具体的な課題にはリバウンド、3点シュートの成功率などを挙げ「いろいろと勉強はしてきたので、ステップ・バイ・ステップ(少しずつ)で直していきたい」と意気込んだ。