ソフトバンクの和田毅投手が宮崎春季キャンプの第5クール2日目の21日、43歳の誕生日を迎えた。バースデーケーキで祝福されたリーグ最年長投手は「42とあまり変わらない。昨年よりは1年、年をとってますけど。体の変化は年を追うごとに感じるところもあるので、健康に気をつけて今年1年投げれたらいいなと思います」と語った。

 22年目となる今季はすでに開幕ローテーション入りが内定。米球界から復帰した2016年(15勝)以来8年ぶりとなる2桁勝利を目指し、日々鍛錬を積んでいる。日米通算163勝左腕は「あと7勝で同級生の(松坂)大輔の数字に並ぶことができますし、もう今年は2桁という目標を掲げているので。まあ今年中に大輔の数字を抜ければ」と、同170勝で先にユニホームを脱いだ同期のライバル超えに意欲を見せた。

 さらに「いまでも150キロを目指している。そこは追い求めていかないと」とも宣言。和田の自己最速は149キロだが、これは41歳の2022年シーズンに叩き出したもので、昨シーズンも8勝6敗の成績を収めた息の長いベテランに衰えは見当たらず、40代での大台突破も射程圏内だ。

「自分の中ではそれを求めていかないと体の状態が落ちていくのではないかとの懸念がある。スピードがしっかりと出せる状態であれば、全力じゃなくても7、8分でいいボールがたくさん投げられる」。常に自己最速を目指すことで投球そのものが安定するという。

 百戦錬磨の和田が2桁勝利と150キロを達成し、鷹を4年ぶりのリーグ優勝に導く。