猪木元気工場(IGF)の青木弘充社長が、中嶋勝彦(35)と全日本プロレスによる「闘魂スタイル」問題に頭を抱えている。

 IGFは1月末付で、無断で「闘魂スタイル」を掲げる中嶋と商標登録申請をしている全日本に対し、弁護士を通じて警告書を送付した。20日に取材に応じた青木社長は、その後について「中嶋選手本人から(IGFの)湯川(剛)会長に電話で謝罪があった。(全日本からの謝罪は)僕は聞いていないし、弁護士からも聞いていない」と説明した。

 中嶋は7日の会見で謝罪したが、14日には「俺の封印されたスタイル」と語ったり、「闘魂スタイル」と口走るなど迷走。青木社長は「本人が、本当にやりたいと思っているのかわからない…。いろんな人たちがいろんなことを言って、寄ってくるんでしょう。リスペクトをして、その人のマネをするのはわかるけど、全くもってそっくりにしなくても。(警告書で)本人もわかったと思うし、今後は(闘魂スタイルで)出ないとは思うけど…。」と首をかしげた。

 全日本側のリアクションも気になるところ。青木社長は「もともとIGFは『イノキ・ゲノム・フェデレーション』として、プロレスラーを養いながらアントニオ猪木が興行を打っていた時は(プロレス)団体だった。でも、いろいろあって、今はレスラーが1人もいない。アントニオ猪木の商標だけが商品の会社。どこかの団体との抗争も、そもそも発生しない。戦う相手と場所を何も持っていないので、巻き込まれても…」と終始困惑していた。