マット界随一の偏屈者こと鈴木秀樹(43)が、全日本プロレスを揺るがしている3冠ヘビー級王者・中嶋勝彦(35)の〝闘魂スタイル騒動〟をぶった斬った。
全日本に継続参戦する身として、中嶋の掲げる「闘魂スタイル」に首をかしげる。鈴木は2008年にIGFでデビューし、故アントニオ猪木さんからは「個性を出せ」「俺のマネをしたって、俺の客が納得しないぞ」と言われてきたという。
そのため、猪木さんをほうふつとさせる言動を見せている中嶋を「その言葉の真逆というか。自分の個性を消して、アントニオ猪木のマネをしてるようにしか見えないんですよね」と断じた。
さらに1月14日後楽園大会で中嶋が「引き抜き」「クーデター」「契約書」といった物騒な言葉を発したマイクも、会場で聞いて思うところがあったという。「あの時、お客さんの反応が何もない『無』だったんです」と指摘した上で「猪木さんってよく『客の喜怒哀楽を引き出せ』って言ってたじゃないですか。客の反応が全てなんだと。だから『ああ、ダメだな…』と思いました」と首を振った。
しかし、全日本の未来については「今のプロレス界は、20代の選手の能力がすごく高いと思うんです。全日本はその若い選手が多くて、みんな力も客の支持もある。彼らがいれば大丈夫ですよ」ときっぱり。中でも「青柳優馬選手なんて特に、僕よりひどい悪口を言うでしょ? 弟(亮生)もいい悪口を言いますよ」と青柳兄弟の陰湿さを絶賛した。
自身は20日の後楽園大会で諏訪魔と一騎打ちを控えており「全日本の強さを担う諏訪魔とは一度戦いたかったし、どちらの方がバカなのか決めたかった。バカ決定戦だ!」と意気込む。
さらに翌21日にはチャクリキの後楽園大会で鈴川真一、定アキラとの3WAY戦に臨むが、こちらは「本当に闘魂を背中に背負った男と戦わないといけないのか…」と武者震いだ。最後は「遺産は仕事ではありません」と意味不明な言葉を口にし、水道橋の雑踏に消えた。













