女子プロレス「スターダム」のワールド王者・舞華が、生え抜き選手への不満を爆発させた。

 4日の大阪大会で上谷沙弥を退け初防衛に成功したが、同日付で多数の選手・スタッフへの引き抜き行為があったという理由で、エグゼクティブプロデューサーを務めていたロッシー小川氏が解任された。

 この騒動に話題を持っていかれた挙げ句、いまだ次期挑戦者が不在な状況に舞華は怒り心頭だ。17日の後楽園大会では「誰も挑戦してこないままだったら、一つひとつのユニット、潰していくよ」と不穏な空気を漂わせていた。

 一夜明けた渋谷大会では白川未奈、ジーナと組み、岩谷麻優&飯田沙耶&弓月と対戦。自軍の勝利に貢献した舞華だが、イライラは収まっていない。「団体が危機的状況だからこそ、みんなが奮い立って動くべきなんじゃないの? 特に生え抜きの底力が必要だったりもするんじゃない? でも誰も何も言ってこないで、私を含めて外から来た選手たちにベルトを取られて悔しくないの?」と声を荒らげた。

 舞華は2020年7月にTAKAみちのく率いるJUST TAP OUTを退団し、スターダムに移籍。業界盟主と呼ばれる舞台で戦ってきて確信したことがある。「私はスターダムが世界一の団体になれると思ってる。それはロッシー小川でもブシロードでもない、うちら選手が最高の試合をやってきてるからじゃん」

 だからこそ、危機感が見られない生え抜き勢に疑問を抱く。「会社のごたごたがある前から生え抜きに意欲が見えない。誰も来ないなら、これからも変わらず私が発言して、みんなその通りに動けばいい。でも、それでいいの?」と訴える。

 最高峰王者として団体の活性化を狙うからこそ「いろんな記事をかき消すためにもワールド王座戦をやるべき」と提言した上で「私は今まで自分から挑戦していくタイプだったけど、今は団体のトップだからドシっと構える。このベルトがほしければ来い!」。魂の呼びかけに応える選手は現れるのか。