ノアの「MONDAY MAGIC(MM)」18日の新宿大会で、小田嶋大樹(25)が〝戦うサラリーマン〟新橋二郎(ドラゴンゲート)との初シングルを制した。

 開始早々、新橋から名刺を差し出された小田嶋は、戸惑いながらも受け取り、衣装の腰に挟んだ。その後、ともに経験のあるレスリングで新橋を圧倒。続けて小田嶋は新橋のドロップキックを自爆させ串刺し攻撃を狙い、さらには回転地獄五輪で絞めるも、逃れた新橋からスクールボーイで丸め込まれるピンチに。しかしジャーマンを狙った新橋を反転式ドロップキックで振り払い、難を逃れた。

 一進一退の攻防が続いたが、突然着信音が鳴り響くと新橋が試合中にもかかわらず応答。小田嶋は困惑しながらも電話中の新橋を投げ、携帯電話を豪快に地面に叩きつけた。

自ら持ち出した傘で自滅してしまった新橋二郎(左)
自ら持ち出した傘で自滅してしまった新橋二郎(左)

 会場からブーイングが上がる中、〝取引先との電話〟の邪魔に激高した新橋にミサイルキックを浴びせられ場外に転落し、反転式ボディーアタックをくらってしまう。しかし、凶器のビニール傘で殴りかかろうとした新橋が自らの傘に自爆。倒れ込んだ新橋を小田嶋はそのまま押さえ、3カウントを奪った。

 試合後も動揺が隠しきれない小田嶋は「世界は広いですね…」と受け取った名刺を見つめた。一方、敗れた新橋は「本日はドラゴンゲートから出張してまいりましたが、商談は失敗いたしました」と肩を落とす。しかし「もっともっと外回りの回数を増やして、もっともっと件数を上げていって、またこの商談に帰ってきたいと思ってます」と〝契約成立〟を誓った。