広島の左腕・塹江敦哉投手(26)が18日の練習試合・阪神戦(沖縄)で存在感を発揮した。

 打線は3安打、投手陣も15安打被安打6四球4失点と〝課題〟ばかりが浮き彫りとなった一戦で、新井貴浩監督(47)が「今までの塹江とは違うなと。それだけマウンド上で落ち着いている。新しいフォームに自信を持っているのかなと思いました」と褒めたたえたのが、投手陣で唯一、1回無安打無失点と好投した10年目左腕だ。

 7回3番手でマウンドに上がると、先頭打者に四球を許したが、続く渡辺を遊撃併殺打、梅野を一飛と右打者が並んだ虎打線を結果的に3人で打ち取った。

 今季から左腕のリリース位置をやや下げ、より横手から繰り出されるようになった。直球はより右打者の懐をえぐる軌道となり、最速はこの日は最速149キロ。「(新フォームは)いい感じで狙いやすい感じはある。こんな感じで結果が積み上げられたら、一番いい。(対戦は)左打者が最優先だと思いますけど、使える場面が多い方が価値があるかなと」。新フォームの手応えも上々の左腕は、さらなるアピールを見据えていた。