日本一打線の圧力はやはり並大抵ではなかったようだ。広島は18日の練習試合(コザ)で阪神と対戦。2年目を迎えた昨季のドラ1・斉藤優汰投手(19)が先発し、3回67球を投げて最少失点ながら、打者17人に6安打3四球と内容に課題を残した。

 この日の阪神打線は中野、大山、佐藤輝、森下など、下位打線までほぼ全員が昨季の日本一メンバーで固められた布陣。格好の腕試しとなったが「甘い球を見逃してくれないというのを感じたのと、変化球でカウントをとれなくて、真っすぐを狙い打たれることが多かった」と、一軍打者のレベルの高さを味わった形になった。

 初回の立ち上がり、前川、中野にいきなり連打を食らい無死二、三塁。続く糸原の内野ゴロで1点を失う。その後も3回まで毎回得点圏に走者を背負う投球。四球絡みで2度、満塁のピンチを迎えるなど、試練多き登板となった。

 それでも決定打だけは許さず、何とか最少失点に食い止めた。見守った新井監督は「彼にとってはすごくいい一日になったと思います。彼の場合はすべてが勉強なので」。昨年の日本一チームの打線相手に奮闘した19歳が、この日の舞台を今後の糧としてくれることを願っていた。