監督就任2年目の大役は任せたぞ――。広島・九里亜蓮投手(32)が自身初の開幕投手を務めることが決まった。沖縄第2次キャンプ2日目を終えた16日、新井貴浩監督(47)が「彼のここ数年の目標だったと思うし『任せたぞ!』と伝えました」と明言した。

 九里はキャンプ前から開幕投手に意欲を見せ、1日の宮崎・日南キャンプ初日からブルペン入りを敢行。沖縄キャンプ初日の15日にはキャンプ最多の120球を投げるなど、開幕まで約1か月以上もある段階から、質量ともに申し分ないコンディションを首脳陣に猛アピールし続けていた。

 そんな心意気が指揮官にも届いた形だ。床田、森下、大瀬良ら複数候補の中で九里を指名した理由について「初日からブルペンに入ったりとか、投げ込む姿とか『開幕、行きたい!』という気持ちを見ていて感じた」と説明した。

 昨季、チーム一の174イニングを投げたタフネス右腕は、プロ11年目で初の大役。この日、新井監督から通達され「『任せたぞ!』と言っていただいた。先発投手として、やらなければいけないと思っていた場所。実際、そこに選んでいただいたからには、いい準備をして持っているものを100%出し切れるようにやっていきたい」と、より気持ちを引き締めた。

 新井監督に就任初の開幕勝利をプレゼントすべく、九里は3月29日のDeNAとの開幕戦へさらに万全を期していく。