競泳男子の入江陵介(34=イトマン東進)が、復調の兆しを見せている。コナミオープン初日(17日、東京アクアティクスセンター)の100メートル背泳ぎで53秒84で優勝を飾った。

 1月の北島康介杯では100、200メートルともに優勝を逃したが「今回は自信を持って臨むことができた」と笑顔を見せた。それでも「まだレース勘がうまくいっていない。自分自身うまく泳げたという感じではない中でのこのタイムなので、まずまずかな」と一定の評価を下しつつも、満足した様子は見せなかった。

 今後への課題には「後半の伸びがちょっと欠けている」とした上で「もう少し前半に落ち着いて入っていきたい。練習ではいいタイムも出ているので、継続してもっとスピード感を出していければ」と先を見据えた。

 パリ五輪の代表選考会は3月に予定されている。入江は2008年の北京五輪から4大会連続で出場中だ。「五輪の選考会は最後になってくると思うので、そのプレッシャーを存分に味わいながら泳ぎたい。派遣標準記録(53秒21)は最低限の目標にしたい」と狙いを定めた。