J1浦和の第三者委員会で、レジェンドOBの元日本代表MF阿部勇樹氏(42)が登場して悲痛な訴えを行った。

 浦和は16日、昨年8月の天皇杯4回戦名古屋戦(CSアセット港サッカー場)で発生したサポーターの暴徒化問題について「第三者委員会公開シンポジウム」をさいたま市内で開催した。

 今回のシンポジウムに阿部氏がサプライズで登場。今回の問題について語った。

「選手としては試合数が減るというのは…。浦和レッズは多くの選手がいる。若い選手の試合機会を考えると試合が数多くあったほうがいい。それを考えると、選手にとってもダメージは大きかったんじゃないか。浦和レッズのサポーターの方は、本当に浦和レッズが好きで応援している。みなさんが受けたダメージも本当に大きいと思う。アカデミーの子どもたちは観れる機会を失った。それが少なくなるのは非常に残念だなと思っている」と影響の大きさを強調した。

 そして「みなさんが一生懸命、積み上げてきたものを失ってしまう。壊してしまうのは簡単。こういったことがあった後が大事だと思う」と悲痛な訴え。「クラブもそう。浦和レッズ側もこうなる前に、もっとやれることはあったんじゃないか。今まであいまいにしてきたことでノーと言えないことがあった。それは現役時代から感じていた」と騒動について見解をしました。

 さらに「浦和レッズが盛り上がらないと、Jリーグが盛り上がらないと思っている。こういった事案で盛り上がる、いろんな方に知ってもらうのではなくて、もともとある素晴らしい力で、もっと違った形で進んでいかないといけない。現場、会社、サポーターもそう。同じ仲間として自覚していくこと。浦和、埼玉を、Jリーグも盛り上げて日本を盛り上げる」と呼びかけた。

 レジェンドの悲痛な訴えは、クラブやサポーターの改革につながるか。