新日本プロレス11日の大阪大会で、ザック・セイバーJr.(36)が、ブライアン・ダニエルソン(42=AEW)とのスペシャルシングルマッチを制した。

「世界一のテクニカル・レスラー決定戦」とも呼ばれた大一番。昨年10月に米国・AEWのシアトル大会でブライアンに敗れたザックは、序盤に偶発的に痛めた左足を徹底的に攻められた。ドラゴンスクリュー、マフラーホールド、アキレス腱固めと多彩な足攻めでダメージを負ってしまう。

 20分過ぎからは強烈な打撃の応酬を展開。ブライアンが雪崩式バックドロップを決めれば、ザックもザックドライバーで反撃し互いに一歩も譲らない。

 一進一退の攻防からラーベル・ロックを狙われたザックだったが、これを切り抜けるとジャックナイフ式エビ固めで押さえ込む。ブサイクニーを浴びながらも追撃を回避すると高度な丸め技の切り返し合戦に。最後はザックが変型十字固めで値千金の3カウントを奪い、雪辱を果たした。

 試合後のザックはブライアンへのリスペクトを表明。その上で「俺はこれからも人生をこのスポーツにささげるつもりだ。忽然と姿を消すその日まで、毎日新日本プロレスにいるだろう。1人、1人と(米国のマット界で)億万長者が生まれるたび、俺はここにいる決意が強くなる。俺はおカネに興味がない。プロレスに興味があるんだ。俺は今年IWGP世界ヘビー級王座を取って、プロレス界を一変させてやる」と決意を明かしていた。