まだまだこれからだ。西武・増田達至投手(35)が8日の南郷キャンプで3日連続でブルペン入りした。
チーム最年長投手は35球を投げ込むと「初日(6日)から3連投はないかもしれない。自主トレからずっと状態よくきていたので。初日は立ち投げ、昨日はもう入るって決めていたので。今日はバランスも確認しながら。思ったより投げられました」と汗を拭った。
昨春のキャンプは故障で出遅れ、二軍のB班スタートだった。「去年(のこの時期)は肩のリハビリをしていたので、ずっとトレーナーと話をしながらプランを立ててやっていた。今年は自分主導」。シーズンでも40試合の登板で19セーブ、防御率5・45と不本意な成績に終わった。通算200セーブまであと6に迫っているが、続々とライバルも出現している。
球団は最速163キロ右腕のアルバート・アブレイユ投手(28=前ヤンキース)、同じく159キロ左腕のジェフリー・ヤン投手(27=前マーリンズ3A)の救援助っ人を獲得。さらに人的補償で甲斐野も加入し、守護神候補が乱立する状況となっている。そんな中を生き抜く決意を増田はこう語った。
「誰が入っても、毎年勝負じゃないですか。周りというよりも自分の体と相談しながら、最終的に任されたところをしっかりやるだけ。テーマは投げて体に染み込ませること。張りとかも出てくるので、しっかり刺激を与えながらつくっていくというのが僕の基本」
復権を期す守護神を見守る松井監督も「本人も(肩の)状態もいいと言ってましたし、ブルペンにしっかり入れていることが今はいい状態じゃないかと思う。守護神争い? まだじゃないですかね。これから試合も入ってきますから」とひとまず安堵の様子。ベテランの逆襲が始まる。












